接着剤がまだ生きていてどうしても外せない箇所があります。
以前は、霧吹きをかけ湿らせたり、アイロンで蒸したりして強引に外しましたが、最近は無理をしません。
ご年配の家具ですので(30~40歳)、木も相当もろくなっています。
「この部分が外れましたら再度お預かりして修理いたします」というお手紙を添えるようにしています。
いい具合にくっつきました。
座の張り替えもご提案しましたが、お客様手作りの専用カバーがあるとのこと。
ウレタンフォームを1枚貼らせていただきました。
ダイニングチェア修理御依頼誠にありがとうございました。
接着箇所は(きっと)もう外れません。
しかし、分解できなかった部分はグラグラしだしましたら、ご連絡くださいませ。再度補修いたします。
良い材料の良い造りの日本製家具は「長持ち」します。
「お疲れさま」などの声かけはまだしません。
これからもお客様に座ってもらってください。