ボルト固定用受けも外れてこないように、裏側に新規に取り付けます。
これで大丈夫!(と思います。)
一度はがしたカバーを元に戻して、抜いた大きな鋲を打ち直して出来上がりです。
修理依頼、誠にありがとうございました。
家具屋の造りの椅子ではないため、いつも以上に、慎重に、試行錯誤し作業いたしました。
スツールを拝見しました時、お断りしようと思いましたが、「これ気に入ってるの、脚がグラグラするの直らないかしら」とお言葉をいただきましてお引き受けしました。
これは修理できないかな、と思う事例がよくあります。
しかし、「お気に入りで何とか・・・」とか「この椅子古いんだけど座りが良くて手放せなくて・・・」とか「贈り物でいただいた記念の品で・・・」とか「お客さんに安く飲ませてあげたくて・・・」とか声をかけていただくと、「私が修理した家具でお客様がハッピーになっていただけるなら、これは家具業務に携わる人間としての自分に神様が与えた試練なのかもしれない」と考えいつも以上に、ケツの穴を、もとい、気を引き締めて、お受けさせていただく今日この頃です。