私が幼稚園の頃 遠足で来ました「毒キノコ公‥」もとい「キノコ公園」には 毒キノコのような…もとい、赤と青の美しいキノコのオブジェがあります。単に休憩用の椅子とテーブルというには手が込み
すぎています。といいますか 日差しを全くさえぎらない・雨風は150%しのげないパラソルのようなキノコ型のオブジェ。これを設置できる1960年代の諸先輩たちの大らかさ・ミッドセンチュリーの
ノー天気さ・高度経済成長期の日本のふところの広さを実感せずにはいられません。撤去さえしないその気概には頭が下がる思いです。記憶が確かでしたら 50年以上もここにあるのです。
目線をかえまして 赤い毒キノコ‥もとい「赤いキノコオブジェより望む室蘭岳」、青い毒…もとい「青いキノコオブジェと背くらべをする室蘭岳」の眺望も趣があります。
写真を撮り終え 歩を進めましたら「楽山鹿子(たのやま しか子)さん」の登場です。街なかのお山にいる鹿です。数年前、弊社店舗前で鹿が3頭散歩をしていましたが、山にいて 葉っぱとか
木ばかり見てたら たまに街に出て家具屋でも覗きたくなる気持ちがわかるものです。鹿子さんとは ゆっくり追いかけると数歩逃げを何度か繰り返しているうち その体の色が周囲の木々に溶け込ん
だように見えた瞬間 私の視界から消えてしまいました。
正一位稲荷神社 楽山神社にて 家内安全 国家安泰 疫病退散を祈念申し上げました。