オミクロン株の影響で家具の展示会がことごとく中止になっています。その中でじゅうたん問屋から
「展示会用に用意した商材があります。コロナ禍で大々的に声をかけずらいのですが 来られますか?」
という連絡がありました。行くのはたやすいがコロナは大丈夫か?もし感染したら店はどうする?
いや、これは神様が私の商売に対する忠誠心をためしているのか?
良い商材をお客様に格安でご提供できるのでは?のこのこ出かけて行ってオミクロンにやられたらアホだと思われるか?… 色々葛藤すること数日「良い品をお安くお客様にご提供するには、最近行っていなかったじゅうたん仕入れ会に行き、且つコロナには絶対かからない」という信念から仕入会行きを決心しました。
高速道路を180㎞でぶっ飛ばし(すみません100㎞でした…)、高速を降り「目的地まで4kmです」というノー天気なナビのお姉ちゃんの声に「こんな近いのか」と思ったのもつかの間 大雪で大渋滞。
到着までに1時間かかってしまいました。時速4kmこりゃー歩いたほうが早いぐらいです。
現地では マスク・手袋・めったにかけないサングラスまで着用し コロナ禍でなければおまわりさんに職質を受けるであろういでたちで会場に突入しました。
しかし相手もさるもの エアークリーナーに手指洗浄、人数制限さらには氷点下の寒空に窓まで開けて熱いお茶まで用意して迎え入れてくれたのです。「熱いけど寒い」という怒りにも似た複雑な心境を 全てお客様のために値切り交渉にぶつけてきました。
会から10日以上 両親からいただいた頑健な体はコロナを受けつけることはなかったのです。
良い商材を手に入れました。2月19日よりご覧いただけます。