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当店にできること


コンパネで座板を造ります。
機械加工ができませんので、手作業で丸い板を製作します。

柱も4本追加します。
固定方法はネジ止めと接着剤です。

ボルト固定用受けも外れてこないように、裏側に新規に取り付けます。

これで大丈夫!(と思います。)

一度はがしたカバーを元に戻して、抜いた大きな鋲を打ち直して出来上がりです。

修理依頼、誠にありがとうございました。
家具屋の造りの椅子ではないため、いつも以上に、慎重に、試行錯誤し作業いたしました。

スツールを拝見しました時、お断りしようと思いましたが、「これ気に入ってるの、脚がグラグラするの直らないかしら」とお言葉をいただきましてお引き受けしました。
これは修理できないかな、と思う事例がよくあります。
しかし、「お気に入りで何とか・・・」とか「この椅子古いんだけど座りが良くて手放せなくて・・・」とか「贈り物でいただいた記念の品で・・・」とか「お客さんに安く飲ませてあげたくて・・・」とか声をかけていただくと、「私が修理した家具でお客様がハッピーになっていただけるなら、これは家具業務に携わる人間としての自分に神様が与えた試練なのかもしれない」と考えいつも以上に、ケツの穴を、もとい、気を引き締めて、お受けさせていただく今日この頃です。

脚が外れてしまい、ネジ込みができない。
というスツールの修理依頼です。
ファンシーショップのスツールでしょうか!
家具業界では見ないデザインです。

裏張りをはがしましたら、座板が繊維版です。
この材料では、ネジ受けが抜けてきてしまいます。

家具業界の造りではなく、構造がわからないため、すべて分解してみます。

ハッハー。
中はこんな感じです。
脚を取り付ける板は使用不可。
それと柱が4本は少ない=重さが加わると板が反る、というのが判明です。

カリモク ロングセラー コロニアルシリーズ ダイニングチェアの修理御依頼です。

画像の通りです。
ボクシングで言えば10カウントの9というところです。

チェア「イ」と「ハ」は永年のご使用でグラグラです。
画像は新しい接着剤を入れるため、外せる箇所は最大限外しました状態です。

チェア「ロ」骨組みはしっかりしているのですが、座って右側座枠に「大ケガ」があり、すでに「ギプス」で固定中です。

座の張り替えも承りました。
古い布をはがしましたら、なんと布が3枚、このチェアは2度布替えをしていたのです。

「イ」も「ロ」も「ハ」もよく頑張ったなあ。
家具は10年20年と長期ご使用いただいて当たり前。
最近お客様達からよく聞かされる「量販店で買った家具、半年しか持たないわよ」ではいけません。

案の定ウレタンは形を成してはいますが、腰が無く、全く機能していませんので、10㎜厚の新品ウレタンフォームを貼り付けます。

添木の接着が完了です。
工業用接着剤で強力に固定しました。
ネジ穴が長期のご使用で徐々に大きくなり、座板をネジ止めできない状況でしたが、これで大丈夫です。

座の張地はお客様からご希望があり、カリモク純正布「マリーローズ」にて仕上げました。

3兄弟そろいました。
皆、綺麗になりました。
家具はご使用下さるお客様に永~く寄り添ってなんぼのものです。
永く使えるものでなければなりません。
日本製家具は「精度」がよくて「硬い材料」を使っています。
グラグラが少ないのでえぐれなく、硬いので骨折も少ないのです。
はずれりゃくっつければいいんです。

この度はご修理依頼誠にありがとうございました。
3脚ともいい顔です。
現役復帰を望んでいます。
今まで通り、コキ使ってくださって結構です。
大丈夫です。

※1点お詫び申し上げます。
「ロ」のギボシは見つけることができませんでした。
力不足で申し訳ありません。

HOCK 食堂椅子の修理依頼です。

私が家具屋の小僧になりまして34年。
HOCK製品は店頭で見ましたことがありませんので、相当年季の入った椅子です。

後ろ足が骨折していて、お客様が応急処置をしてくださったようです。
ネジ止めだけなら、接着剤を注入してくださってなければ、うまく修理できるのですが・・・。

側座枠もクラックがあります。
これも工業用接着剤で固定します。

新しい接着剤を入れるため、極力すべて外します。

接着剤がまだ生きていてどうしても外せない箇所があります。
以前は、霧吹きをかけ湿らせたり、アイロンで蒸したりして強引に外しましたが、最近は無理をしません。
ご年配の家具ですので(30~40歳)、木も相当もろくなっています。
「この部分が外れましたら再度お預かりして修理いたします」というお手紙を添えるようにしています。

いい具合にくっつきました。

座の張り替えもご提案しましたが、お客様手作りの専用カバーがあるとのこと。
ウレタンフォームを1枚貼らせていただきました。

ダイニングチェア修理御依頼誠にありがとうございました。
接着箇所は(きっと)もう外れません。
しかし、分解できなかった部分はグラグラしだしましたら、ご連絡くださいませ。再度補修いたします。
良い材料の良い造りの日本製家具は「長持ち」します。
「お疲れさま」などの声かけはまだしません。
これからもお客様に座ってもらってください。

ダイニングチェア 座の張り替えのご依頼です。

永年のご使用でウレタン調整も必要です

ウレタンの状態はまだ使えるものが2枚、使用には厳しいものが2枚です。
弊社の修理業務の基本は「お安く」です。
4枚すべてウレタン交換がベストなのですがお代が上がります。
2枚のみ新品ウレタン交換しましたら、新2枚、旧2枚となり、座り心地が2種類になってしまいます

お安く、そして座り心地もあまり変わらぬようウレタンの部分的調整をします。

段差解消と形を整えるために・・・

上から10mm厚のウレタンフォームでくるみます。

きれいに仕上がりました。
弊社在庫のソファ用布ですが、残量が微妙なため柄合わせ不可のご了解を得て、張らせていただきました。

張り替えご依頼誠にありがとうございます。
メーカー名を正しく確認しませんでしたが、「NISSIN」ニッシン飛騨のチェアであったと思います。
良い椅子です。造りのいい椅子です。
何がいいか?いい家具は触ればわかります。
どんな風に?座面はボロボロでしたが木部の修理は1つも無し。
材料の精度がいいのでユルミもガタツキもありません。
「お客様の使い方も良かった」のだと思いますが、布がボロボロでも骨組みは全く問題なし。
これが日本製の家具です。
「これからもバンバン座ってください。そしてまた修理の時は丸三家具に行きたいな!」と椅子が申しております。
















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